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1- オリーブの樹ジャーナル

ホームページへ初参加の挨拶ー7月1日

皆様の励ましと支援のなかで5月28日出所致しました。

そして今、出所から1か月を過ごして来ました。

この1か月を振り返れば、新しい社会参加に向けて5月28日の早稲田での出所歓迎集会、更に6月4日の明大土曜会による歓迎会や、ライラ.ハリドら国際的友人達からの祝賀の電話など温かい歓迎に心震わせながら夢のような時間を過ごして来ました。

この1か月を一言で言えば「自由と友情」のシャワーのなかで生まれ変わっていく様な気分です。

もちろん、世間一般の社会は厳しく糾弾の眼差しや嫌がらせもあるはずですが、今のところ未だそうした現実に直面しておりません。

と言うのも、出所直後から体調を崩して私が未だ社会参加し得ていないためだと思います。

7月いっぱいまでは、治療や手術などが予定されており、体調を整えつつ生活の仕方を学習中です。スマホの操作やワープロ、行政手続きなどなどです。

それらは頭の回転も反射神経も衰えている私にはなかなか難しいけれど楽しい学習です。

7月10日に投票となる参議院選挙の街頭演説も立ち聞きしました。立憲、れいわや共産党、社民を除くと改憲勢力が多く「時流」に乗って改憲が行われる様な時代の真っ只中に居ることを改めて実感しました。

ロシアのウクライナ侵略問題を機会にバイデン政権のイニシアチブのもと世界の構造的変更がおこなわれています。

それが「反戦」や「人権」の名に於いてバイデン政権の思惑のまま進んでいく事を世界の良心は危惧しているはずです。バイデン流のダブルスタンダードを許すことは出来ません。

アフガニスタンから米軍が撤退した昨年9月1日にバイデン大統領はホワイトハウスにウクライナのゼレンスキー大統領を招いて「ウクライナは民主主義と専制主義の最前線だ」とロシアとの対決を扇動していました。

その後宣言した通りに現在進めています。ロシア制裁、戦争の長期化はウクライナ、ロシア人民ばかりか世界のもっとも弱い立場に在る人々を益々苦しめています。

人々の望む本当の反戦と人権を求め続けたいです。

世界の友人達と共に!

2022年7月1日

     重信房子

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